早いもので、師走ももう半ばなのですね。
なんだか、今年の12月は、ひときわ走るようにすぎていくように感じませんか。
只今そのスピードに負けないよう、コツコツ、ささやかながら
クリスマス、お正月を迎える準備を心がけているところ。
あちこち足を運んで(ココで“手を動かして・・・”と書けたらステキなんですけど)
プレゼントを用意したり、
分割方式で、今日は窓ふき、今日は入らない棚を分解、
と大掃除を進めたり。
少しずつでも、用事が片付いたり、モノが減ったり、窓がキレイだったりすると、
セカセカ、アセアセしていた心が落ち着きます。
なんて、
今年はそんなセリフを言うことがなんとかできていますけれど、
子どもがもっと小さいうちは、必死でクリスマスして、
家がひっくり返ったような状態のまま帰省して、
大掃除なんて・・・お正月なんて・・・
家にはまるでなかったことのような年が、何年も続きました。
(十年近くかも・・・ガーン・・・)
でも、そのときは必死で思わなかったけれど、
「やっぱりそれは少しさびしいな」
と感じ始めて、
子どもの成長のおかげもあり、ささやかながら少しずつ、
世間様並にとはいかないまでも、心意気だけは少しでも
持てるようになってきたのだと思います。
さて、まあそんなふうに一週間がんばったということで、
今日は、主婦である私のお休み日といたしまして、
朝から読書が止まらなかったんですが、
夕方遊びに来た近所の女の子が、
「うちは今日、大掃除したんだ」
と教えてくれました。
「そう! さすが(体育会系的なキレイ好きのおうちなのです。
それはどんなかっていえば、ほら潔癖症なかんじじゃなく、
年末帰省するし遊びたいし今のうちに、って
オラオラーッて家族総出で一気にすませちゃう、っていう様子が目に浮かぶような)、
すごいね!」
と話を聞いているうちに
なんだか体が動いてきて、
今日はもういいや、って朝から放置してたそこらを片付け始めたら、
その女の子も反応して(さすが体育会系的キレイ好きのおうちの子!)、
庭の落ち葉を掃いてくれちゃったみたいで、
ふと顔をあげたら、すでに姿はなく、お庭がきれいになっててハッとした。。。
面目ない・・・
と恥ずかしく思いながらも
(だって先日の大雨大風で落ちた葉っぱをかれこれ一週間もほおってたんですもの)、
なんだかちっちゃな台風がうちの庭を駆け抜けてったみたいだなーって、
おかしくなりました。
活きのいい子どもが飛び込んできて、
こうやって空気をかきまわしてってくれるかんじ、
じつはとても好きです。ありがたいな〜って思います。
(子どもからは、マイナスイオンが出てるって話聞いたことあるし・・・大人?
大人は酸化していくのですって)
今日はチビ台風に元気をもらいました。
明日からまたコツコツ、始める気力がもちますように・・・
静かなクリスマス、清々しいお正月が迎えられますように。
「師走に負けないで」
自分に祈るような気持ちです。